院長あいさつ
稲城にクリニックを開いて24年になります。クリニックのある稲城駅周辺は開院当時に比べ大分様変わりをしました。特に南山は大きく開けました。今もまだ造成工事は進んでおり、稲城の医療も変化し続けています。この24年の間、1/3に当たる8年間も稲城市医師会長をさせて頂きました。稲城市の福祉行政に関わることもでき、今も福祉行政の仕事をさせて頂いております。
私が薬学部で最初に学んだことは『薬は毒であり、同じ薬でも薬にも毒にもなるという事、また毒を持って毒を制すと言うように毒も少量なら薬にもなる事』でした。
薬学部を卒業後、細菌学、今は微生物学といいますが、細菌とウイルスについて学びました。古来より人類は感染症と戦ってきました。今も人類史上最大と思われる見えざる敵と戦っていますが、必ず克服することを信じています。
東海大学医学部耳鼻咽喉科学教室では薬の知識を買われ、まだ発売されていない薬を臨床試験する治験薬のグループに属し、抗アレルギー薬と抗菌剤(抗生物質も含む)の臨床試験をさせて頂きました。現在治療薬として用いられている抗アレルギー薬と抗菌剤の半分以上の薬剤は臨床試験を行っています。これらを勉強させていただきましたことが現在、患者様を治療させていただくことに非常に役立っております。
医師は医療情報提供者と思っております。患者様の病気を治すことはもちろんのこと、その方の病気の状況をわかり易く説明し、患者様の納得する治療めざし、患者様に寄り添ってともに克服することを目標にして稲城の医療を盛り立て、副院長とともにさらに歩んでまいります。
医療法人社団 栄耳鼻咽喉科クリニック
院長 木村 榮成(きむら ひでしげ)
経歴
- 昭和46年
- 昭和大学薬学部 卒業
昭和大学医学部細菌学教室 勤務 - 昭和57年
- 東海大学医学部 卒業
東海大学医学部耳鼻咽喉科室 勤務
日本鋼管病院耳鼻咽喉科 勤務
医療法人社団松和会池上綜合病院 勤務 - 平成9年
- 栄耳鼻咽喉科クリニック開設院長 就任
- 平成13年
- 稲城市医師会福祉担当理事 就任
- 平成15年
- 医療法人社団栄耳鼻咽喉科クリニック設立理事長 就任
- 平成21年
- 東京都医師会代議員
- 平成22年
- 日本医師会予備代議員
- 平成29年
- 稲城市医師会顧問
資格
- 日本耳鼻咽喉科学会専門医
- 補聴器適合判定医
- 薬剤師免許
- 臨床検査技師免許
- 医師免許
その他
- 令和2年
- 稲城市功賞
副院長あいさつ
はじめまして、2020年10月より栄耳鼻咽喉科クリニックの副院長をしております、笠倉奈津子です。
父が東京都稲城市に開業し、地域の皆様に支えられて20年以上が経ちました。開業当時に比べて社会情勢は変化し、高齢化が進み、男女ともに働く家庭が増えました。
わたしは、人生100年時代と言われるこれからの時代において、身体はもちろん、精神的にも社会的にも満たされた「Well-beingな生活を送るお手伝い」を自身の指針としています。
子供から高齢者まで、健康で生き生きとした日々のお手伝いはもちろん、女性の立場を活かし、女性患者さんや子供を連れたお母さんに寄り添っていきたいと思っています。
女性の社会進出が進む一方で、まだまだ家庭のことは女性に負担がかかりがちです。家事や育児に追われるだけでなく、一人ひとりがやりたいことを実現していけるような、子育てや生き方のサポートも医院を通して実現していけたら、と考えております。
副院長 笠倉 奈津子
経歴
- 平成19年3月
- 杏林大学医学部医学科 卒業
- 平成19年4月
- 杏林大学医学部附属病院 初期研修
- 平成21年4月
- 川崎病院総合診療科 後期研修
- 平成23年4月
- 杏林大学耳鼻咽喉科学教室 入局
- 平成27年4月
- 杏林大学医学部耳鼻咽喉科学教室 助教
- 平成30年4月
- 新東京病院 耳鼻咽喉科・頭頸部外科 医長
- 令和2年10月
- 栄耳鼻咽喉科クリニック 副院長
資格
- 日本耳鼻咽喉科学会専門医
- 補聴器適合判定医
- 内科学会認定内科医
- 日本医師会認定産業医
- 医学博士
- 医師免許